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渋谷でおととい11月17日(金)に行われた、「techchrunch tokyo 2017」に行ってきました。
イベント中に行われた講演会の数々。その中でも印象に残った3つをピックアップしてご紹介します。
ちなみに1日目の記事はこちら→ プログラミング歴半年の僕が、 #tctokyo に行ってみた。気になったサービス3選
目次
使いやすいだけでなく、使ってて楽しいものをつくる
成功の秘訣は?
スラック、フリッカーの原点はビデオゲームの失敗。それらの共通項はユーザーを第一に考えたこと。例えばフリッカーの画像共有。使いやすいだけでなく、使ってて楽しいサービスを。 #tctokyo
— 渡辺智基@ (@twokk1994) November 17, 2017
SlackのCTOかつ共同創業者、Cal Henderson(@iamcal)さんの言葉。
スラック(Slack)とは、チャットサービスの一つです。
世界600万人以上のユーザーが日常的に活用しており、5万以上のチームが有料プランを導入している。
私も「Slack」はごく稀に使っているのですが、正直どこらへんが楽しいのかはよくわかってません。
ちょっと調べたところによると、「外部サービスとの連携」が楽しいんだとか。
参照:大流行中・Slackの使い方【外部サービス連携】隅々まで徹底解説!(保存版・10/全10回) | SELECK
確かにTrelloなどのタスク管理ツールやappear in といったビデオ電話と連携できるのは魅力的。別々のアプリで同じことをかく手間が省ければ、作業は随分効率的に、楽しくなるように思えます。
ツイッターで見てみても、楽しいと思ってる方はいるようです。
我が家は家庭内の連絡網も、奥様がLINE嫌いなのでSlackですよw
いろんな機能を自分で作って遊べるのでわしも楽しいし、全てがいいのです笑笑 / 米チャットツールのSlackが日本進出 17日から日本…https://t.co/XqE1xlgO2B #NewsPicks— Makoto Nakakarumai (@caesar_magnus) November 17, 2017
Slackの画面共有楽しい
— 轟音中毒 O))) (@noize_addict) November 17, 2017
ブログのデザインに関して、「使いやすさ」だけ考えてた私にとって「楽しい」という視点は新鮮でした。
確かに楽しいほうが、人はもっと使いたくなりますよね。
しかしブログのデザイン面で楽しい、て思えることって何なのか?
記事の内容だとやった方がいいことや参考になる記事はたくさんあると思うんですけど眺めてて楽しい、って何なのか…。
「楽しさ」は「使いやすさ」の先にあるものですけど、考えてみたいと思いました。
AIで生活がもっと便利になる
LINEの取締役、舛田淳(@masujun)さんが講演された「AIアシスタント『Clova』で切り開く、ポストスマホの時代」での話。
・ポストスマホ = IoT × AI。
・クローバで目指すのは生活のアシスタント。
・クローバで人とものをつなげる。
・クローバには脳と感覚・運動帰還的な目や口にあたるものがある。
#tctokyo— 渡辺智基@ (@twokk1994) November 17, 2017
「Clova」とはLINEが出したAIアシスタント。
先日は「Clova WAVE」というスマートスピーカーが発売されました。
![]() Clova WAVE
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実際に使われてる映像がこちら。
正直なところ、すごさがよくわからない…。
ただこれがもっと生活全体と繋がっていけばもっと楽しくなっていくんだと思います。
例えば電子レンジを使うにしても、ボタン押すより「5分温めて」とかで操作できたらめっちゃ楽ですよね。
実際LINEはそういった世界を目指しているんだそうです。
「クラウド型のAIがあることで、先読みをしながら、さまざまなことをサポートしていくことができる」と舛田氏は言う。例えば、クルマで移動中のデータをもとに、帰宅すると暖房がついている、あるいは、朝少し遅く起きたというデータをもとに、通勤中や出社時に何か提案する、といったシーンを舛田氏が説明。
引用元:スマホの“次”をにらみ、AIアシスタント「Clova」にかける思いをLINE舛田氏に聞く | TechCrunch Japan
AIでどれだけ生活が便利になるのか、今から楽しみです。
歴史に学んで、見えてる石を避ける
経営書は読むべき?
読むべき。先輩起業家にも聞くべき。転びそうな石がわかる。
— 渡辺智基@ (@twokk1994) November 17, 2017
1 on 1 はめちゃくちゃ大事。今でてるノウハウはパクったほうがいい。
自分だけ特別ってありえない。失敗した人が立ち直ったほうを学んだほうがいい。 #tctokyo
— 渡辺智基@ (@twokk1994) November 17, 2017
最後はマネーフォワードの代表取締役社長、辻庸介さんのお話。
ちなみにツイート中の「1 on 1」とは、こちらの本のことだと思われます。
先人の意見を聞くって、実はすごく大事なことなんですよねー。
学問の世界でも、「巨人の肩に乗る」という慣用句があります。
「巨人の肩の上にのる矮人」(きょじんのかたのうえにのるわいじん、ラテン語: nani gigantum umeris insidentes [1])という言葉は、西洋のメタファーであり、現代の解釈では、先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見することを指す。
私はカッコつけて自己流でやりがちなので、忘れないでおきたい、と思いました。
おまけ:食べ物が充実しすぎていた。
イベント中、1,2日目には昼食、2日目には夕食、そして常時お菓子が出ました。これがもう素晴らしい。
お菓子もコーヒーもある。神。 #tctokyo pic.twitter.com/oLK2a5dJ32
— 渡辺智基@ (@twokk1994) November 17, 2017
この2日間で、私は生涯で一番たくさんマカロンを食べました。
そして夕食がすごい豪華でした。
食べ物が充実しすぎていた。 #tctokyo2017 pic.twitter.com/eQ83WpCYsI
— 渡辺智基@ (@twokk1994) November 17, 2017
まとめ:スキル、知識のない学生こそ行くべき!
Techcrunch Tokyo には、イベントにいくだけでも以下のメリットが得られます。
- スタートアップ、ベンチャー企業の経営者の話を聞ける。
- トレンドのテクノロジーやアプリに触れられる。
- 美味しいご飯がでる。
加えて夕食時には、他の会社の方と話す機会も。私はコミュ障を発症して2,3回営業をかけられて終わりましたが。
このイベント、学割チケットは5000円です。激安。
「と言っても、スキルがないと何もわからないんじゃ…」と思いがちですが、そんなことはありません。
プログラミング歴半年の私でも、8割ぐらいはわかりました。
またこのイベントで危機感を抱いてプログラミングやビジネスについて勉強するのもあり。
この記事を読んだ学生の方には、ぜひ来年から参加してみてほしいです。おすすめですよ!