ワタナベトモ記

[:ja]洞窟ノマドという可能性。千葉県富津の数馬区岩谷観音堂に行ってきた[:]

[:ja]はじめての街に行くと、その周辺をぶらぶらしたくなりませんか?

私はなります。

今日も歯医者さんにいったついでに、その周辺を歩いてみました。

そして私は見つけてしまったのです。知られざる観光スポットを。

マニアックな歴史遺産を間近で見たい方におすすめです!

 

忘れられた?遺跡、数馬区岩谷観音堂

その観光スポットの名は岩谷観音堂。上総湊駅から歩いて10分ほどのところにある遺跡です。

足場が悪いからか、正面からははいれません。

ちょっと歩くと駐車場があるので、そこの坂を登っていきます。

観音堂自体は廃れてる以外にこれといった特徴はありません。

しかし驚いたことに、洞窟がありました。

というよりも、洞窟の方が主体っぽいです。

これら洞窟は、奈良時代に行基さんという高僧が一夜で作ったいう伝説があるんだとか。

この「行基」さんって教科書に出てくる行基さんと同一人物なのでしょうか。

行基(ぎょうき/ぎょうぎ、天智天皇7年(668年) – 天平21年2月2日749年2月23日[1]奈良時代日本僧侶を広く仏法の教えを説き人々より篤く崇敬された。

引用元:行基 – Wikipedia

歩いてから気づいたんですが、ここら辺の洞窟って割と広いんですよ。全部合わせたら地方のコンビニの半分以上の面積にはなります。

それを一夜で掘るなんて、羨ましいほどの生産性。

洞窟の壁には、仏像が何体も掘られていました。

観音堂そばの洞窟(第二窟)

こういった壁に掘られた仏像は、磨崖仏(まがいぶつ)というんだそうです。

できた当初はもっと精巧に掘られてたのかもしれません。しかし今はすっかり風化して、のっぺらぼうになっていました。

そして写真を見ればわかるように、この遺跡には柵がありません。

そのためこんなに近づくこともできます。

仏像の顔部分です。壁がだいぶボロボロなのがわかるかと。

建物そばの他にも、洞窟がいくつかありました。

柵はあったりなかったり。階段は急で、その上砂だらけです。

歩きやすい靴で、かつ両手が自由な状態で行くのをおすすめします。

そして入り口の坂近くの洞窟には、なぜか机と椅子が置いてありました。

机も椅子も砂だらけでしたが、掃除すればノマドできそうです。

実際しようと思ってたんですけど、運悪くその時そばには蜂か何かが。

泣く泣く退散しました。

やるにしても砂だらけなんで、パソコンにはカバーをかけた方が安心でしょう。

ちなみに最寄りのトイレは歩いて3分の吉田屋湊店にあります。

次回は殺虫剤を持っていきたいものです。

 

基本情報

住所 千葉県富津市数馬

アクセス JR上総湊駅より約10分
備考 第二窟入り口そばに来訪者用のノートあり

 

こんな方におすすめ

 

他の方の感想

千葉の岩谷観音堂はちょっと不気味な激レア珍スポット! – いたみわけ.com

富津市・見捨てられた歴史遺産「岩谷観音磨崖仏群」 (1) – 東京DEEP案内

 

合わせて読みたい

 [:]

モバイルバージョンを終了