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こんにちは、渡辺智基(@twokk1994)です。
昨日書いた記事の通り、私は就職先が決まってないのに就職活動をやめました。
約40社を受けてのこの結果なので、私の就職活動は確実に失敗です。なので今回は、私の失敗談を紹介します。来年以降就活したい人、ぜひ読んでください!
目次
就活の戦績
社数でいうと、私の就活は以下のような結果でした。
エントリー 36社
書類選考落ち 9社
GD落ち 3社
一次面接 15社
最最終面接落ち 1社
内定辞退 1社
選考辞退 7社
受けた企業はITのベンチャーor中小企業が多めです。大手も数社受けたんですが、競争激しいなー、と思ってやめました。
志望職種はエンジニア。ただ勉強を始めたのは6月からで、ほぼ未経験です。
失敗6選
準備をしていなかった
最も根本的な原因。去年10月にオーストラリアでの留学を終えたあとも、私は3月まで大学を休学していました。
大学に行く必要もないので、下宿にいる必要がない。結果私は10月から3月まで実家にいました。
これがよくなかった。他の18卒大学生と会う機会をなくしていたわけです。
他の人の動向を知らないので、焦りなんてするはずもなく…。結果、私は就活解禁日に友人と遊んでました。
長期インターンに行っておくべきだった
もし2016年以前に戻れるとしたら、間違いなく長期インターンに参加したと思います。実際の労働を経験しているか否かで、人としての能力や就職活動に対するモチベーションが大きく変わったんじゃないかと。というか今でもインターンに参加したい!
参加してない私がいうのもあれですが、19卒以降の人たちは今からでも長期インターンに参加することをおすすめします。
自分で考えるのを放棄した
就活へのモチベーションがいまいち上がらない私。当然エントリーシートを書く気にもなれませんでした。
そんな私が頼ったのがテンプレート。頼った私はアホでした。
自己PRテンプレートとか鵜呑みにするな
自己PRテンプレートとは、自己PRが簡単に作れる枠組みです。
例えば、「私の強みはXXです。学生時代はYYに取り組んでいました。そこでの課題は…」みたいなやつです。「自己PR テンプレ」などで検索すれば、いくらでも出てきます。
参考にするのはいいんですが、これをそのまんま使うのは危険。
例えば、「私の強みは課題解決力です。学生時代は農業サークルの運営に取り組んでいました」と書くのはやめた方がいい。
なぜなら、多くの人がその形で書いてくるからです。例えるならいろんな中身があるプレゼントを、全部同じ包装で届けるようなもの。
受け取る側(人事)からすれば、何百個、何千個も同じ包装でプレゼントされるとおそらく飽きます。
なので、構成は同じでもせめて言葉は変えておいた方がいいと思います。
節約しちゃダメところで節約した
当時は金沢在住で、東京の企業への就職を希望していました。
その時交通手段は何を使っていたか。バス、新幹線、飛行機の中から、私は月に4回、バスで往復していました。なぜならそれが最安だからです。
そして総合的にみれば、それが一番ダメな選択でした。
金沢、東京間のバスは夜行バスなので、バスの椅子の上で寝るはめになります。熟睡なんてできるはずもない!
熟睡できないと翌日の調子もよくないし、何回もすれば疲労がたまります。
3ヶ月に1回の旅行ならまだしも、月に4回就活のために使うのは馬鹿げている。
7月後半、ストレスの溜まっていた私は途中のサービスエリアで歌っていました。
内定をなんとなくで辞退した
実は私、5月か6月あたりに内定をもらってました。
しかし、それの返事をする締切日がより第一志望の企業との面接日だったので辞退してしまいました。
何をかっこつけてたのか。
先日の記事にも書いた通り、内定承諾には法的拘束力はありません。つまり一旦「入社する」と言っておいて後から「やっぱやめた」と言っても、法的には無問題。ただモラルとしては問題はあります。
参照:疑問解決!入社承諾書(入社誓約書)の提出後に辞退は可能? | 賢者の就活
当時第一志望の企業との面接で手応えを感じていた私は、うぬぼれていました。そのため内定を辞退。しかし結果は最最終面接落ち。
承諾したところでそこに行ったのかはわかりません。ただストレスなしに過ごせていたのは確実でしょう。
書類選考なしの企業を受けまくった
ESを書く気がなかった私は、書類選考なしの企業を中心にエントリーしていました。
なぜ時間を有効活用しなかったのか。
書類選考がないので、選考は基本面接からスタートします。そして覚えている限り、それは選考会とセットで行われます。
セットで2時間以上はかかります。
つまり選考の最初の段階で、2時間以上費やすはめになります。そしてそのために東京に行かねばならない。これだったら書類選考があった方がコスパがよかった。慣れればES書くのに2時間かかる、てことはなかったでしょう。落ちたらその分移動する手間が省けたでしょうし。
受かってもいかない企業にエントリーした
7月ごろ、焦った私はこれまで受ける気がなかった企業にエントリーしていました。客先常駐を行っている企業です。
客先常駐とは
客先常駐とはその言葉の通り、自社ではなく他社(客先)に常駐して働くことを意味します。
エンジニアとしての働き方の一つですが、様々なデメリットがあります。その最たるものが、偽装請負です。違法です。
「偽装請負」とは・・・
書類上、形式的には請負(委託)契約ですが、実態としては労働者派遣であるものを言い、違法です。
エンジニアの偽装請負に関しては残業ゼロのシステム会社、アクシアのブログが詳しく説得力もあるので、エンジニア志望の学生は参考にされることをおすすめします。
焦るばかり、私はそんな企業を受けることにしていました。偽装請負ではない客先常駐も理論上はありえますが、実際そんなところはないと思います。
参照:人売りIT派遣企業はそろそろ壊滅させてもいいと思う – 株式会社アクシア
これだけ客先常駐に対して悪いイメージを持っている私が、それをやっている企業に就職してやっていけるはずがありません。
なのに私はそんな企業にエントリーしていた。完全に時間の無駄でした。
まとめ
そんなわけで失敗談でした。
よくこんな調子で就活してたな…と自分でも思います。
これから就職活動したい、て方はとにかくインターンに参加した方がいいです。働くことを体験しているか否かで、モチベーションも変わるはず。
では今日はこれにて!