『ヘボット!』と2017年、3つの共通点

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こんにちは、『ヘボット!』大好き、渡辺智基(@twokk1994)です。

僕が『ヘボット!』を好きな理由の一つが、現代社会を深く反映しているように思えるからです。

子供アニメと侮るなかれ。今回はその共通点をあげていきます。

1.情報過多である。

まず『ヘボット!』って情報量が多すぎるんですよね。シリアスな本筋に下ネタ、パロ、メタといったギャグをこれでもかとぶち込んでくる。誰かがしゃべると2,3人つられてどうでもいいことをしゃべりだす。そのため流し見だと本筋が全く進んでないように見える。けど実はギャグの中にヒントが隠されている(かもしれない)。

現代社会はインターネットのおかげで、情報が簡単に手に入るようになりました。しかし情報が多すぎて、ともすればその別にいらない情報に流されそうになります。

その点で『ヘボット!』はネット社会のアニメ化とも考えられます。

2.否定/肯定が二極化している

『ヘボット!』にチギル・チギールというキャラがいます。「ダメだな」が口癖で基本否定から始まるスタンス。でも内面はすっごく弱気。そんなキャラ。

すごくインターネットっぽい!

他人を否定するだけの人っていますよね。昔からそういう人はいたのかもしれませんが、インターネットは批判の方が広まりやすいのか、よく見るようになりました。

そのチギルとは対象的に、なんでも肯定してくれるキャラもいます。それがこの「スゴスゴインダーネジ」。玩具も発売中。お尻を叩くと「イイヨ〜」などとサウンドが鳴ります。

 

アマゾンのレビューで、「癒される」と言っている方もあります。現実にも「肯定されたい」と思う人がいるということなのでしょう。実際玩具で遊んでいると、叩くたびに自己肯定感が上がっていく気がします。

3.世界の流れに無関心な主人公

<*以下、『ヘボット!』本編のネタバレを含みます。>

『ヘボット!』はループものの構造を含んでいます。しかも時間が在る程度進めば、それが全てがリセットされ時間が巻き戻る、だけのものではありません。まるでネジのように螺旋のように、ループしながらも確実に何かのエネルギーなどを積みあげていく構造になっています。

そのため別の周回の主人公とされる人々が出てきます。それがネジキール卿とマンドライバー。で、29話以降彼らは本編の舞台となっている周回に定住しています。

なのに主人公ネジル・ネジールはなんの関心も寄せない!

普通「未来の自分」を名乗る奴がいてそれが本当っぽかったら、なんか情報を聞き出そうとしますよね。けどネジルは何もしない。彼らがくる前と同じように、ネジを求めてばかりいる。そうしている内にも、刻々と世界の崩壊が近づいてそうな雰囲気がある。前述のネジ型世界構造の外にいる存在は、「我々は犠牲を払いすぎました」とか言ってる。

これ、日本全体や私自身に、すごく重なる部分があるように思えます。例えば日本全体に関してはこんな話が出ています。

ホリエモン「日本人は、海外の技術や環境が進んでいることを実感できていない」 | ホリエモンドットコムブログ

で、私個人に関しては、就職活動でこれを特に感じました。準備も戦略も不十分。対策する時間はあったのに、迷ってるばかりでここまできてしまった…。これの失敗はまた別の記事でまとめます。アンテナを高く張っていないと、世界を巻き込む変化にも気づけない。『ヘボット!』のこの構造はそれを伝えようとしている気がしてなりません。

まとめ

以上、ヘボット!と2017年の共通点をあげて見ました。

1.情報過多

2.否定と肯定の二極化

3.世界の流れに無関心な主人公

アニメなどの娯楽の楽しみ方の一つは、それらを通して現実を俯瞰することです。その点で『ヘボット!』はこれだけの気づきを与えてくれます。そんなわけで、『ヘボット!』をみよう!

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